サラリーマンには平日に対応するのは難しい免許更新。東京では運転免許試験場であれば日曜日に更新手続きが可能です。今回は鮫洲運転免許試験場で日曜日に更新してきたので、混雑具合と更新にかかった時間を事例として紹介します。
土曜日は不可。日曜日のみ更新可能
運転免許の更新は土曜日は対応されていません。東京では日曜日のみ以下の運転免許試験場で対応が可能になっています。
日曜日の優良運転者の受付時間は11時~16時
日曜日の受付時間は優良運転者講習なら午前11時から午後4時までになります。
優良運転者講習以外は以下のとおり
優良運転者講習
日曜日:午前8時30分から午後4時00分まで(午前11時30分から午後1時00分までを除く)
一般運転者講習
日曜日:午前8時30分から午後3時00分まで(午前11時00分から午後1時00分までを除く)
違反運転者講習・初回更新者講習
日曜日:午前8時30分から午後2時00分まで(午前11時00分から午後1時00分までを除く)
鮫洲運転免許試験場の日曜日更新レポート
必要な持ち物
最低限必要なものは3点。これにメガネが必要な方は合計4点になります。
・免許証
・更新ハガキ
・更新手数料(3000円~3850円程度)
・メガネ、コンタクト(必要な人のみ)
駅から鮫洲運転免許試験場までの道のり
では日曜日の鮫洲運転免許試験場での運転免許の更新レポートを行っていきます。当日は品川シーサイト駅からアクセスしました。距離的には鮫洲駅のほうが近いですが誤差の範囲です。自分の最寄り駅からアクセスの便利が良い方を選んで問題ないでしょう。
品川シーサイトから向かう場合は駅から出ると産業技術大学院大学の建物が見えます。この方向に向かっていけば迷うことはないでしょう
道中はお店などはなく、コンビニは駅付近のみとなります。必要な買い物は済ませておいたほうが安全でしょう。
運転免許方向に歩いていくと、案内が出ています。
自転車置場もあるので、自転車で向かうことが可能な距離の場合は選択肢にいれても良いかもしれません。
建物の入口の様子。日曜日は出入りが多いので素通りして見逃す事はないと思います。
到着。駅から徒歩で10分程度でした。余裕を見ると15分程度は見くほうが安全かもしれません。
受け付け手順
さてここからは文章のみとなります。免許更新センター内部は許可なく写真を撮影することは禁止されているためです。
①総合受付に向かう (5~10分)
建物に入ると、左手側に①番の「総合受付」があります。免許証とハガキを持って受付に向かえば良いです。3つの窓口があり、この日は3分程度の列が形成されていました。
その後、住所確認を記入する紙をもらうので、付近の記入場所で住所を記入します。
②手数料窓口でお金を払う(15~20分)
用紙に住所を記入したら、手数料窓口で金額を払います。日曜日の鮫洲運転試験場はここが1番混雑するポイントになります。長蛇の列が形成されており、この日は15分ほど時間がかかりました。
③登録カードで暗証番号を設定する(3~5分)
手数料を支払うと、自動端末で登録カードの暗証番号を2つ設定します。端末が多いので、列は形成されておらず、待ち時間0分でした。
ここで設定した暗証番号は後ほど免許交付の際に利用するので、出てきた暗証番号の用紙は無くさないようした方が良いでしょう
④適正検査と写真撮影(10~15分)
暗証番号が終わると適正検査を行います。つまり視力検査です。ここでは列が形成されており、10分程度の待ち時間が発生しました。視力検査自体は1~2分で完了します。鮫洲ではそのまま写真撮影を行います。
⑤講習(30分~)
写真撮影が終わると講習を受けることになります。優良講習の場合は40分置きに繰り返して実施されているため、講習開始時間までは待ち時間が発生します。講習時間が決まっているので開始時間を狙っても良いですが、①~④までの待ち時間で予定どおりに行きません。次の予定がある人は余裕を持って行動したほうが良いでしょう。
また日曜日はお昼休みがあり、11時40分の次は13時30分となります。基本的には、この部分のみ留意して行けば問題ないでしょう。
⑥免許証受け渡し(10分~25分)
講習が終わると最後の免許交付が行われます。その回の講習を受けた人数に左右されますが、受付番号の順番に呼ばれて交付されます。グループ単位で呼ばれますが、グループの中では早い人順です。急ぎの人は前の方に座って待機していたほうが早く受け取れます
⑦本籍確認(1分~3分)
免許を受け取る事ができたら自動機で③で設定した暗証番号を入力し、本籍を確認します。確認機は台数が多く、交付順なので、ここでの列は形成されていませんでした。待ち時間は0分でした。
⑧終了
本籍に問題がなければ終了です。特に案内がないので、この時点で解散しても問題ありません。
11時に到着して12時30分頃に完了
この日は日曜日のお昼ということもあり、空いてる状況ではありませんでしたが
11時に鮫洲運転免許試験場に到着して、12時30分には免許更新をすべて終え、建物を出ることができました。概ね90分程度の時間を費やしたことになります。
鮫洲運転免許試験場付近の様子
鮫洲運転免許試験場の近くはなにもない
鮫洲運転免許試験場付近にはお店はほとんど存在していません。一応真向かいに中華店がありますが、日曜日はお休みでした。スーパーやその他のお店もほとんどなく、買い物ができる施設も付近にはありません。
鮫洲運転免許試験場の食堂
丁度お昼の頃合いだったので付近で済ませようとしましたが、駅前まで戻らないと食事を取れるような場所はなさそうです。仕方ないので鮫洲運転免許試験場内の食堂でランチを済ませました。場内は撮影禁止のため、あいにく写真はありませんが、唐揚げ定食で650円程度です。半セルフサービスで「The 食堂」たる雰囲気で味も「The 食堂」です。試験場の職員も利用する場所なので仕方ありません。
空腹に我慢できるなら駅周辺のお店に入ったほうが満足度は高くなるでしょう。
日曜日は鮫洲運転免許試験場がおすすめ
鮫洲運転免許試験場は府中や江東の試験場に比べて、最も新しい施設となっています。受付の導線も整えられており、ある程度の混雑にも耐えれる施設となっているようです。
普通のサラリーマンであれば免許更新を平日に行うのは難しい人が多いでしょう。貴重な日曜日に丸1日時間を潰すことがないように、午前中のうちに鮫洲で済ませる選択肢は悪くないかもしれません。