中古販売店より安く、マニアックなものも手に入りやすいヤフオク。送料は一般的には、決済時に含まれる発払いが多いですが、稀に「着払い」を設定している出品者がいます。
「着払い」を設定する出品者との取引は注意が必要です
着払い出品者の傾向
ルーズな人と当たるとトラブルにも
ヤフオクでは大半の出品者は「元払い」が大半ですが、一部で「着払い」を設定している出品者は居ます。システムで「着払い」が許容されているため、これを活用する事に問題はありません。
しかし、「着払い」は出品者の手間は省けますが、落札者側は手間が増える仕組みです。このような取引はトラブルが発生しやすく、特にルーズな出品者に当たると問題が多く発生するケースがあります。
サイズが大きくなりがち=送料は高くなる
着払いは送料が後から確定するため、出品者は手間を省こうとします。ほとんどの出品者は入札者の事情も考慮して適正サイズで発送してくれますが、一定の割合で小さな商品でも、手元にあるダンボールのサイズで発送する方もいるため、送料サイズは大きくなりがちです。
以前、10cm程度の品が80サイズで発送されてきたケースがありました。ほとんどが空気で占められている具合です。
発払いであれば、落札時に高すぎる送料は忌避するため、出品者側はなるべく、コンパクトに収めようとします。固定送料であれば、なおさらです。
しかし着払いの場合は、一部の出品者側は手間を省くため、大きめのサイズで送る事に躊躇はありませんので注意が必要です。
落札側は受取の際に手間が発生する
着払いは送料が出品時と誤差が発生しなく、出品者側はコストが増大する事を回避できます。出品者側は配送時に手間を省く事ができるため、着払いは便利です。
しかし落札者側には受取の際に手間が発生するデメリットがあります。料金を2回支払うため、手間が二倍になります。また、自分で受け取れるなら問題ないですが、宅配ボックスなどのも活用できないため、受取りの時間コストも増大します。
トラブルを回避するため「元払い」商品を優先する
ヤフオクは出品する側の都合に合わせて、納得し落札するシステムです。送料着払いでも納得して落札したのであれば、それに従うのがルールです。
「着払い」を設定している出品者でも稀に、丁寧で落札者側にも配慮してくれる人もいますが、商品の状態や送料に一定のリスクがある事を踏まえて、落札したほうがよいでしょう。
多少高くても、元払いで評価が高い出品物があるのであれば、そちらを優先したほうが良いと思われます。「どうしても、その出品物が欲しい」というケースであれば、上記の述べたリスクを許容した上で落札したほうが良いと思われます。